田中淳夫
著者のコラム一覧
田中淳夫森林ジャーナリスト

1959年生まれ。静岡大探検部を卒業後、出版社、夕刊紙を経て森林ジャーナリストに。「森は怪しいワンダーランド」(新泉社)、「鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵」(築地書館)など著書多数。

ゴルフコースを歩いて草原と森のイイトコ取りをしよう

公開日: 更新日:

 その点、草原は視界が広く、遠くまで見渡せる。周辺の状況を把握して安全を確認できるとともに、開放感を味わえる。広大な自然の中の自分を感じると、緊張がほぐれるのかもしれない。

 白い石灰岩がところどころに顔を出しているが、そんな石の陰に座り込んでみる。ひんやりした石に触ると不思議とホッとする。その触感が心地よいのだ。

 ところで、四国山地の尾根はすべてがカルスト地形で草原ばかりではない。森もある。天狗高原と呼ばれる地帯には美しい森があった。そこを歩くと、幹の肌が赤いヒメシャラの群落があった。緑の中の赤は映える。こちらもお勧めだ。やはり森には森の良さがある。

 人は、草原と森が適度に交じる空間こそ、最もリラックスできるのではなかろうか。そう考えると、ピッタリの環境がもっと身近にあることに気づく。それはゴルフ場だ。芝生に覆われたフェアウエーは、いわば草原である。そして周辺は森に覆われていて、ホール間を移動する時は、たいてい森を抜ける。

 なるほどゴルフをプレーするというのは、草原と森の両方を味わうスポーツだったわけだ。できればカートなど使わずコースを歩けば、森歩きも楽しめるはず。

 もっとも、スコアを気にしていたら草原でも森でも癒やしにならないだろうけど。

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