1年待ちの客が次々訪れる 山梨・白州「すいかばか」って?

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「ブランドで売っていないからこそできた。ただ、スイカの旬は1年に1回。その年失敗したら、次のチャレンジは翌年になる。畑丸ごと駄目という年もありました。納得できるスイカが出そろったと感じたのは昨年くらいでしょうか」(小林栄一さん)

 そんな小林さんのスイカは、味のうまさに加えて、2つの特徴がある。まず、冷蔵庫に入る大きさであること。客が「甘くていいんだけど、冷蔵庫に入らないのはちょっと」と話す声を受けて品種改良した。本来、スイカは大きい方が甘いそうだが、小林さんが作る「戦水甘」シリーズのスイカはラグビーボールのような形で冷蔵庫の棚にすっぽり収まる。だけど甘い。

 次に、スイカを食べるシチュエーションを大事にしていること。もうひとつのシリーズ「セレブ」は食べる時間とテーマソングが決まっていて、朝に食べる「夜明けのセレブ」(スイカの名前=以下同)は由紀さおりの「夜明けのスキャット」、「山吹セレブ」は10時で坂本冬美の「また君に恋してる」、「甘光セレブ」は正午で安西マリアの「涙の太陽」、名水セレブは15時でジュディ・オングの「魅せられて」。小林さんが各スイカのイメージに合うと思うセレブを選んだ。“セレブ”ごとに味が違う。

「盛り上がって楽しくなって食べられるでしょ」(小林栄一さん)

 果たして“個人経営の町工場”のスイカは、一度食べた人の心をつかむように。9月中まで買える。味わうことなく夏を終えるな。値段は、戦水甘1キロ500円、セレブが同450円。

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