奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

免疫が銃を乱射し自殺命令まで…コロナで人間が死ぬ仕組み

公開日: 更新日:
病院から遺体を運び出す作業員(中国・武漢) (C)Feature China/ニューズコム/共同通信イメージズ

 コロナウイルスに感染すると、宿主である人間がどうして死ぬのだろう。その前に、ウイルスはどうやって増殖するのだろうか。

 ウイルスを吸い込んだとする。最初に鼻か喉の粘膜に付着すると、免疫グロブリンが感染を防ごうと行動を起こす。その攻撃をかわして体内に侵入するのだが、肺に到達…

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