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孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

東京に4度目の緊急事態宣言でもコロナ感染は抑制されない

公開日: 更新日:
場当たり的で同じことを何度もやっていては…(C)日刊ゲンダイ

 東京都の新型コロナウイルスの新規陽性者数が急増。前週比で120%増となる日もあった。政府が新型コロナ感染の抑制を図るのであれば、人流を抑制する真剣な対策が必要である。

 こうした中、政府は東京に対し、4度目の緊急事態宣言を行い、期間を8月22日までとする決定を行った。当然… 

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