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岡崎英生フリーライター

1943年生まれ。早大仏文科卒。漫画編集者、原作者、週刊誌ライターをしながら、農園生活を満喫。珠玉のエッセーを書いている。「畑のおうち―クラインガルテンの12カ月」「富良野ラベンダー物語」などの著書がある。

高校近くの河原で可愛い女の子二人と…切ない「芋煮会」の思い出

公開日: 更新日:
正統派の山形風芋煮汁(提供写真)

 私の故郷山形では、秋、掘り立ての新里芋が出回る頃になると、あちこちの河原で芋煮会が開かれる。

 仲のいい友人同士、地域や職場の仲間などが秋晴れの河原に集まり、そこで煮炊きをして、出来たての芋煮汁を2杯、3杯と食らうのである。

 だが、あいにくのコロナ禍。山形市で30… 

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