人気口コミサイト「爆サイ.com」が“ツイッターバード”を500万円で落札するまで
米起業家イーロン・マスク氏による買収で「X」へと名称が変更になり、物議をかもした旧「Twitter(ツイッター)」。その象徴として親しまれた青い鳥「ツイッターバード」も廃止になり、惜しむ声が多いが、日本のローカルコミュニティー口コミサイト「爆サイ.com」がツイッターバードのオブジェを4万ドル(約500万円)で落札したのは今年1月のこと。ツイッター社の社内備品オークションの目玉商品だった。その“青い鳥”がようやく日本に到着した。
「爆サイ」の担当者が舞台裏をこう話す。
「イーロンさんは世界中の表現の自由を拡大させたいとツイッターを買収しました。口コミサイトである『爆サイ』の理念にも通じるものがありオークションに参加しました」
結果は無事にハンマープライス。
■輸送費や税金で総額約700万円に
「6月にうちの代表がツイッター本社のあるサンフランシスコに行って受け取りました。輸送費と税金などもろもろが加算されて総額5万2000ドル(約700万円)近くかかってしまいました」(担当者)
12日からは第2回オークションも開催。日本に渡った幸せの青い鳥はネット業界の趨勢をどんなふうに眺めているのだろうか。