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多賀一晃生活家電.com主宰

大手メーカーで商品開発、企画を担当後に独立。「生活家電.com」主宰。

(34)冷蔵庫の「庫内の整理」は意外と難しい 取り出しやすさが節電につながる

公開日: 更新日:

■「野菜室が上」「冷凍室が上」問題

 冷蔵効率を考慮し、冷蔵庫の最下部にあった野菜室を、東芝が上部に持ってきて話題をさらったことがある。だが、「野菜室が上」と「冷凍室が上」についてユーザーの支持が二分することが分かってきた。このため現在は双方ラインアップされているのが実情だ。

 安い方がいいに決まっている「電気代」や大きいほうが好まれる「内容量」に比べると、使いやすさである「庫内の整理」は、ユーザーによって好みが違うため、メーカーは手を出してこなかった。マンションの室内レイアウトのように、「庫内整理」も各家庭でタッパーに食材を入れたり、積み上げたりして自分の使いやすいようにしてきた。

 だが、今の冷蔵庫は高内容量にするため幅より奥行きがあるように設計されている。前方にある食材はどんどん入れ替えられるのに対し、奥の方は取りにくいため回転が鈍り、消費期限が切れることもある。特に最上段は目も手も届きにくい。

 このため私は100均で、上段の奥に届きそうなバスケットを買ってきて並べた。もう一つの工夫は「朝パンセット」「焼きそばセット」など、均等に使っていけるように、全部の食材に目が届くようにしている。

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