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上昌広医療ガバナンス研究所 理事長

1968年兵庫県生まれ。内科医。東京大学医学部卒。虎の門病院や国立がん研究センター中央病院で臨床研究に従事。2005年から16年まで東京大学医科学研究所で、先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究。16年から現職。

福島県南相馬市の「井戸端長屋」は、能登も参考になる高齢者支援のケースだ

公開日: 更新日:
避難所となった石川県珠洲市の小学校で過ごす人たち(C)共同通信社

 能登半島地震から1カ月半が経過した。被災地の復興には何が必要だろう。東日本大震災後の福島県相馬市の対応をご紹介したい。

 相馬市で問題となったのは要介護者の激増だ。特に軽症者が増えた。相馬中央病院の森田知宏医師の報告によれば、震災後、400人が入所待ちの状況となった。これ… 

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