博多は酒飲み天国! 酒の肴に老若男女、若いフランス人女性まで「ごま鯖 」をかっ込んでいる

公開日: 更新日:

第33回 中央区(福岡市)

 反論を恐れず言うが、酒好きの老若男女にとって博多は間違いなく日本で一、二を争う酒飲み天国だろう。

 全国を飲み歩いているアタシが言うのだから間違いない。何がそんなにいいかって? それは酒の肴ですよ。ここでは何を食ってもうまい。

 翌日にフォレスタ公演を控えた前夜、自由になる時間は3時間ほど。そんなアタシが迷わず選んだのは博多名物の「ごま鯖」だ。ごま鯖は生の鯖を九州特有の甘めの醤油で軽く漬け、白ごまと玉ネギスライス、青ネギ、海苔などの薬味をのせて食べる郷土料理。酒の肴によし、ご飯のおかずによし。ということで今回はその名もずばり「博多ごまさば屋」を訪問。

 赤坂駅から5分、何の変哲もないビルの1階。飾り気のない無愛想な店の前にはすでに7、8人の行列。半分あきらめかけたアタシの耳に大柄なサンボマスターのボーカル風のお兄さんが大声で客をさばいている。その声に従って次々と店内に吸い込まれていくさまを見て列に並ぶことに。

 この店は飲み屋というより食堂。ていうか食堂居酒屋。若い学生風、サラリーマン、一人客からグループ。アタシの隣には若いフランス人女性が1人で並んでいる。この女子、生の鯖が食えるのか。

 5分ほどで案内された席は入り口横の店内を見渡せる絶好の1人テーブル。サンボマスター風の店長の徳島慎一郎さん(顔写真)に初めてなので流儀がわからない旨伝えると、風貌に似合わず(失礼)親切に対応してくれた。オススメはごま鯖定食に飲み物とメニュー3品選んで締めて2500円。600円プラスすれば絶品大トロさばに替えられる。迷わずそれを注文した。

 サービスで鯵の南蛮漬け食べ放題。まずはこれで生ビール。そこにゴボウの唐揚げ、出汁かけ卵焼きがきた。ヤバい! 東京の小料理屋感覚で頼んでしまったアタシは、その量に驚愕。さらに肉厚の鯵フライの半身が3枚。ここで2軒目の屋台行脚はあきらめた。こうなったらここに腰を据えるか。

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