坂本農水相「弱体化したとは思っていない」大甘認識を平然と答弁…日本の農業への危機感ゼロ

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 今国会の会期末まで残り1カ月。衆参両院では連日、各委員会で改正(改定)法案などの審議が大詰めを迎えつつあるが、そんな中、野党議員から「大臣更迭に値するのではないか」と怒りの声が上がったのが参院農林水産委員会だ。

 同委員会では「農業政策の憲法」と言われる「食料・農業・農村基本法」について四半世紀ぶりの改正(改定)案を審議中だ。

 生産資材が高騰する中で農業経営をどう安定させるのか。世界的な気候変動やロシア軍によるウクライナ侵攻などを背景にした食料の調達リスクにどう備えるのか(食料安全保障の確保)。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で政治資金規正法改正案ばかりに注目が集まるが、日本の農業の将来を左右しかねない重要な議論なのは言うまでもない。

 コトの発端は16日。質問に立った立憲民主党の徳永エリ議員(62)が「基本法改正では生産基盤を強化とあるが、どう強化していくのか分からない」と切り出し、その理由として、農業従事者の高齢化や担い手不足などを指摘した。すると、答弁に立った坂本哲志農水相(73)は、「私は(日本農業の)生産基盤が弱体化したとは思ってない」と反論したのだ。

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