全国で流行中の「手足口病」は大人もかかる 舌や頬の内側に口内炎が10個も…恐怖の体験

公開日: 更新日:

感染症対策もゆるみがち

 大人の場合、子どもほど重症化するリスクは高くないそうだが、それでもつらい症状だ。これ以上の感染拡大を防ぐには、何をすべきか。

「やるべきは、手洗いやうがいの励行など、基本的なことです。感染の中心は子どもですので、症状のある子にはマスクをさせるなど、ウイルスの拡散を防ぎましょう。また、最近は新型コロナや溶連菌などの感染症も流行しています。昨年5月のコロナ5類移行から、感染対策がゆるんでしまっていることが一因にあると思います。初歩的なことから改めて徹底しましょう」(昭和大医学部名誉教授・二木芳人氏=臨床感染症学)

 夏休み中でも、林間学校やキャンプなど子ども同士が接触する機会は多い。気を緩めてはダメだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」