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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

株価大暴落で「身代金」を要求された投資家たち…目線を変えれば大バーゲンセール

公開日: 更新日:

「どうせ生きて帰ってこないのであれば、こうするしかない」

 逆に犯人のクビに200万ドルの懸賞金を懸け、そのことをテレビ発表したのである。

 株の世界で言えば、「損切りするならば、損切りすればいい。そんなことしたら逆に訴えるぞ!」と逆ギレしたようなもの。

 もちろん、そんな道理は通じるわけもなく、証券会社は非情にも「強制決済」することになる。「損失確定」だ。今回の株価急落はそういった事情もあった。多くの投資家が証拠金不足に陥り、売らざるを得なくなったのだ。これが信用取引(レバレッジ)の怖さである。

 でも、長期目線の投資家にとってみれば、この暴落は、いわゆる「バーゲンセール」。極端に割安になった優良株を拾うチャンスである。

 こうやって資産家の人たちは、財を成してきた。短期的な目線の一般投資家とは明らかに違っているのである。

 今回の暴落はシニアの投資家にとって、残り少ないチャンスでもあった。でも、人生、あと1回くらいは巡り合えそう。そのときこそ割安株を買って、子孫たちへの「冥土の土産」にするのだ。

 そして、こう言われるだろう。

「おじいちゃん、ありがとう。もし、子供が誘拐されたら、これを売って身代金に充てるね」と……。

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