1匹の野良犬のおかげでアルコール依存から立ち直り…アイルランド人男性が生涯を捧げる犬の救済活動

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 壮大な目標だが、ニールさんは「今44歳なので、あと30年、健康で生きられるかもしれない。簡単なことじゃないけど、素晴らしい使命だと思います」と語った。

 それにしてもなぜ野良犬の救済に生涯をかけるのだろう? ニールさんは困難な状況にある野良犬の中に自分自身を見るという。

「がっくりと打ちひしがれている犬もいます。でもチャンスを与えられると、犬は立ち直るのです。私自身、今、こうして生きていられるのは本当に幸運なことだと思う。短い鎖につながれた犬の鎖を外し、その様子を見ると『これこそが私の感じていることだ』と思うんです。私も鎖を外されたのです」

 ◇  ◇  ◇

 犬は最も古い人間の友。世界中に悲喜こもごものエピソードがあふれている。もっと読みたい人は、以下の●関連記事をどうぞ。

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