著者のコラム一覧
金森たかこマナー講師

大阪府出身。ビジネスマナー講師として、企業や行政機関などで講演・研修・コンサルを行う。フリーアナウンサーとしても活躍。

9月「長月」は「夜長月」が語源…では9月17日の「芋名月」って何のこと?

公開日: 更新日:

9月の行事編

 9月になりました。夏の暑さも次第にやわらいできましたね。これからは、新米や野菜、果物など、おいしい食材が豊富に出回る季節です。「実りの秋」「読書の秋」「芸術の秋」など、さまざまな秋を楽しみたいものです。

 今回は9月の行事についてご紹介します。9月の異称は「長月」。これは「夜長月」が語源とされ、夜が次第に長くなることを表しています。

■重陽の節句(9日)

 中国から伝わった五節句のひとつ。中国では陽の数(奇数)は縁起が良いとされており、特に「9」は1桁の数字の中で最も大きな陽の数。この「陽」が2つ重なる9月9日は「重陽」といわれ、たいへん縁起のよい日とされてきました。この日、中国では山に登って無病息災を祈願し、菊の花を浮かべた菊酒を飲んで不老長寿を願ったといわれています。

 この風習はやがて日本の宮中に伝わり、江戸時代には五節句のひとつとして民間にも広まっていきました。

▽五節句‥季節の節目を祝う5つの節句。

 人日の節句(1月7日)、上巳の節句(3月3日)、端午の節句(5月5日)、七夕の節句(7月7日)、重陽の節句(9月9日)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 2

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  3. 3

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  4. 4

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  5. 5

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  1. 6

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  2. 7

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール

  3. 8

    織田裕二「踊る大捜査線」復活までのドタバタ劇…ようやく製作発表も、公開が2年後になったワケ

  4. 9

    「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前

  5. 10

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞