小泉進次郎「迷ったらフルスイング」精神に国民戦々恐々…《世襲の苦労知らず》の「雇用規制の見直し」に批判殺到

公開日: 更新日:

「聖域なき規制改革」は、父親で小泉純一郎元首相の経済政策スローガン「聖域なき構造改革」の"二番煎じ"。派遣法改正で非正規雇用を拡大させた父親に継いで、雇用規制の見直しによって正社員切りを進めることになりかねない。さらに"深く考えずバットを振りそう"と批判の声が殺到している。

「雇用規制の緩和によってリストラが加速し雇用の流動化をはかり、また大企業に限っては雇用回避努力としてリスキリングや再就職支援を課すと掲げています。たしかに労働基準法によって手厚い雇用が日本の競争力を低下させているという経営者も多い。しかし結局、親子揃って元パソナ会長の竹中平蔵氏の影響を受けているとみられ、人材業界に利益をもたらす政策と受け取られているから批判を浴びています。しかも《迷ったらフルスイング》を美談としている思考に、SNSでは恐怖を感じる声が集まっています」(経済誌記者)

 野球と政治は別物だ。迷ったら一度立ち止まって考えてほしいが……。

  ◇  ◇  ◇

 進次郎氏の妻でフリーアナウンサーの滝川クリステルの所属事務所は自民党総裁選への関与を否定する声明を発表した。だが、当選すれば関わらないわけにはいかないだろう。●関連記事【もっと読む】《夫婦揃って苦手》進次郎氏の出馬意向で…子育て投稿で自慢&炎上続きの滝川クリステルに早くも苦言…もチェックしたい。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩