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黒岩泰株式アナリスト

山一証券、フィスコなどを経て、2009年4月に独立。独自理論である「窓・壁・軸理論」をもとに投資家に、株式・先物・オプションの助言を行う。著書に「究極のテクニカル分析」「黒岩流~窓・壁・軸理論」など。

「石破ショック」は投資のチャンスか、それとも…場合によってはデフレに逆戻りも?

公開日: 更新日:

 補正予算成立前という時期もバッチシ。もし、ここで自民が大幅に議席を減らせば、すぐに「責任論」が浮上するだろう。「やっぱり石破は人気がない」という話になり、「石破おろし」が始まるかもしれない。

 そうなると、シニア投資家に出番が回ってくる。石破氏が下げた株価を、次の首相が持ち上げる可能性が高いからだ。これは儲けのチャンス。年金の残りで勝負してみるのはどうか……。

 でも、そんなシナリオが絵空事に終わり、石破氏が続投した場合には、日本に悲劇が訪れる。アメリカや中国にやりたい放題やられ、国際社会での存在感を失う可能性があるからだ。

 株価は下落し、為替は円高に。場合によっては、デフレへと逆戻りしてしまうかもしれない。

 石破ショックが、いよいよ自分の身に降りかかる。

「♪YouはShock!」「おまえはすでに死んでいる」とばかりに、秘孔を突かれるのである。

「でも、大丈夫。いざというときには、軍事オタクの石破さんが守ってくれる」

「いやいや、彼はうしろから鉄砲を撃つような人です」

 どうやら怖いのは顔だけではないらしい……。

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