花束を買ったアメリカ女性から「誰か必要としている方に渡して」とその場で返され、そして…

公開日: 更新日:

 アメリカの花屋のオーナーがインスタグラムでシェアした心温まるエピソードが感動を呼んでいる。

 カンザスシティーで「KCフラワー」を経営するエミリー・ワージントンさん(写真)が先日、いつものように店で働いていた時のこと。ある女性が花束を購入し、支払いを済ませると、その花束をエミリーさんに返して、こう頼んだという。

「この花束を、誰か本当に必要としている方に渡してもらえませんか」

 隣の店の店員もエミリーさんたちのやり取りを聞いていて、女性が立ち去った後、2人は彼女の見知らぬ人への親切に心を動かされ、顔を見合わせた。

 エミリーさんが「でも、誰に渡せばいいんだろう」と言うと、その店員は「その時がくればきっと分かるよ」と答えたという。

 その日の夜、エミリーさんが店じまいをしていると、ある女性客が来店し、「葬儀のための花束を作ってください」と注文した。そして義理の姉妹が先日、乳がんで亡くなったと打ち明けた。

 その瞬間の気持ちをエミリーさんはこう説明した。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし