クマ駆除めぐる悪質クレームに秋田県知事「おまえのところに送る」発言…身内から出た意外な反応

公開日: 更新日:

駆除のたびに抗議電話が殺到

 先月30日、秋田市のスーパーで、クマが従業員を襲って店内に侵入。市は今月2日、箱わなで捕獲したクマを麻酔で眠らせ、電気ショックで駆除した。県自然保護課には56件の電話があり、うち24件が「駆除反対」で、そのほとんどが県外からのクレームだった。

 抗議内容は<殺さないで><かわいそう><捕まえても山に放して>というもの。県としては一貫して「従来より放獣していない」という方針を伝えているが、「こうしろ」と自分の主張を一方的に押し付けようとするケースも多く、通話が30分以上に及び、電話を切らざるを得なかった事例が数件あった。こうした苦情電話は、クマの駆除が報じられるたびに県や市町村に相次ぎ寄せられているというから、職員もさすがにうんざりしていたのだろう。

 もっとも今回のような市街地やスーパーでは、猟銃の使用や発砲は難しい。この点について知事は「ドローンから落とした爆発物をクマに食べさせ、リモコンで腹の中で破裂させるとか、クマ用のウエポン(武器)の開発も考える必要がある」と持論を展開したが、話が飛躍し過ぎだろう。

「爆発物となると、猟銃とか火薬を使うものでも取り扱いが厳しいことから、ちょっとイメージを膨らませ過ぎたのではないか。有害鳥獣を捕獲する場合は、既存の猟具を使うのが一般的です」(県関係者)

 佐竹知事といえば昨年10月、愛媛県を訪問した際に食べた地元の名産品を「メインディッシュがいいステーキだと思って開けたら、じゃこ天です。貧乏くさい」とくさし、全国から批判が殺到した。ひと言余計なのは相変わらずだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 3

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  4. 4

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  2. 7

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  3. 8

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  4. 9

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  5. 10

    西武は渋谷店閉店、池袋本店はヨドバシカメラに…海外ブランドに振り回される国内百貨店の実態