13年間で3000人以上の容疑者を特定! AIを超えた英国の“見当たり捜査官”驚異の顔認識能力

公開日: 更新日:

 特に驚くべきは、ポープさんが極めて困難な状況下でも顔を特定できることだ。例えば、新型コロナが猛威を振るっていた期間には、マスクを着用していた容疑者の特定にも成功していた。

 また、1年前に見た映像の容疑者や、顔のほくろといった小さな特徴だけで人物を特定したこともある。同僚たちによると、ホープさんは「母親の顔すら識別できないくらい不鮮明な監視カメラ映像からでも容疑者を特定できる」という。

 顔認識と言うと最近はAIを利用した顔認識システムに注目が集まっているが、ホープさんの認識精度はAIをはるかに上回っているそうだ。

 ちなみに他の記憶に関してはどうかというと、これがまるでダメらしい。「誕生日や記念日は妻が管理してくれてます」と笑い、自身の能力が顔認識に特化されていることを強調した。

  ◇  ◇  ◇

 警察官をめぐるエピソードをもっと読みたいマニアなあなたは、下にある■関連記事もぜひ!

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも