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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

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 もちろん、それだけではありません。SNS時代の現代では、大きな炎上騒動につながる投稿は、その内容や投稿者の名前、顔などの情報がインターネット上に残り続けてしまう、いわゆるデジタルタトゥーとなる可能性も十分考えられます。弁護士に依頼しても、その全てを完全に削除していくことは非常に困難です。その結果、将来の就職活動や進学、結婚などの人生の重要な場面で思わぬ不利益を被ることもあるでしょう。

「このくらい大丈夫だろう」と、軽い気持ちでやった悪ふざけ投稿が、親や家族だけでなく、自分自身の人生を大きく変えてしまうかもしれないのです。

 誰もが簡単に情報を発信できる時代は、その一方で、代償も限りなく大きくなっていることを知ってほしいものです。

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