オジサン世代は肩身が狭い…「出禁客」急増のウラにある“アプデ不足”

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 出禁客が増えて当然なわけだが、都内のメーカーに勤務する50代後半の男性がこう愚痴る。

昭和ブームだか何だか知りませんけど、最近、行きつけのボロい居酒屋も、若者とか女性が増えちゃって。それまではオジサンの聖地だったから下ネタもガンガンOKだったのに、店のオヤジから〈控えて〉とダメ出しされちゃった。会社じゃセクハラになるから店でクダを巻きたいのに、出禁になっても困るし。一体どこでウサ晴らしすればいいんですかね」

 肩身が狭い思いは分かるが、脚本家でライターの源祥子氏は「もうアプデ(アップデート)するしかないですね」と、こう続ける。

「以前、東京駅から軽井沢行きの電車に乗ったんですが、7、8人のオジサンのグループが、軽井沢に着くまで延々、ベロベロの状態で下ネタを話していたんです。周囲の女性客など、車内が凍りついていることにも気づかずに。さすがに車掌さんに“通報”しようかと思ったほどで、それは飲食店だって同じでしょう。どうしても話したいなら、オジサン限定で、個室の居酒屋かカラオケボックスでお願いしたい」

 アプデして認識を改めない限り、出禁にされるのがオチだ。

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