赤羽「藤乃湯」でまさかの懐メロ4セット。男梅面でガマンしたよぉ~
さりげない昭和感がうれしい穴場
立ちシャワーで汗を流し、井戸水かけ流しの水風呂にザブン。チラーなしの20度は水質滑らか、強めのバイブラに身をゆだねると、思わず「カハァ~~」と悦楽の声をダダ漏れさせて気力回復。オジサン、頑張るぜ。
サ室に戻ると、爆風スランプの「ランナー」でボルテージを上げ、ピンクサファイアの「P.S.アイ・ラブ・ユー」に胸キュン。アラ還にドンピシャのレパートリーに気分はアゲアゲっス。
3代目はボクと同い年で、「サ室の有線は私好みのチャンネルに合わせています。もちろん、お客さまのリクエストがあればイマドキの音楽も流しますよ~」ということなら納得ですよ。
予定の3セット、2曲満喫して部屋を出ようとしたら、原田知世の「時をかける少女」のイントロドン。うわ~、聴くしかないっしょ♪ と下段ベンチの広い座面にアグラをかいてジワッジワッとした輻射熱を男梅面でガマンしたよぉ~。
まさかの4セット楽しむと、手足にはあまみクッキリ。脱衣場の木製ベンチに全裸で座り、業務用扇風機の豪快な涼風に口ポカ~ン状態で、ポアポアにととのいました。あ~、楽しかった~。
服を着てフロントで缶ビール250円を購入。漫画がズラリ並んだ休憩コーナーのソファに座ってチャージすれば、がぁー、細胞が踊り出すうまさ。今回もイイ気持ちで肌がサラッサラになりました。さりげない昭和感がうれしい穴場です。 (イラスト・文=太田由紀)
■「藤乃湯」
(住)東京都北区神谷3-23-12
(℡)03・3901・3078
(営)午後3時45分~午後11時30分(最終受け付け11時)
(休)木曜日