レアな柄の猫が飼いたければ保護猫も検討を
ネコちゃんブームが続いています。ペットショップやブリーダーさんでは、いろいろな純血種が販売され、珍しいタイプも少なくありません。SNSなどでは、そのときの人気の種類がたくさん投稿されるので、そこに共感する方が「私も」となると、以前より純血種に人気が集まりやすいのでしょう。
それはそれでよいのですが、ぜひ保護猫ちゃんにも目を向けてほしいと思います。写真はまだ生まれて4カ月。全体的にはクリーム色で、青い瞳が印象的です。耳や鼻、手足の先に茶色が入り、しっぽも同様に茶色が濃くなっています。
全体的な柄はシャム猫の容姿ですが、顔は日本猫。恐らく日本猫とシャム系の雑種だと思われますが、このキレイな見た目と柄は非常に珍しい。実はいま、保護猫ちゃんも純粋な日本猫は減っていて、洋猫との雑種が増えています。
この子の珍しさは何といってもしっぽです。真っすぐで長いしっぽは洋猫の特徴が受け継がれていますが、その柄は日本猫でよく見られる茶トラのシマ柄。今回のケースは、私が過去に見た中でもかなり珍しい柄の保護猫ちゃんです。