記録的猛暑&少雨で野菜に大ダメージ…15品目中11品目が高値の衝撃予想

公開日: 更新日:

 野菜の取引が行われる青果市場からは、悲鳴が聞かれる。

「競りの場でも『やっぱり高いね』と嘆く声がよく聞かれます。作物や品種によりますが、異常気象の影響がこれから遅れて出てくる可能性もあるので、気を抜けません。また、昨年は残暑が厳しく、秋口まで高温による生育不良がみられました。今年も同様に、10月までは全国的な高温傾向が予想されている。昨年と同じパターンになるのではないかと危惧しています」(都内卸売市場関係者)

 農水省や全国自治体がさまざまな異常気象対策を呼びかけているものの、一筋縄ではいかないようだ。

■異常気象の影響が恒常化

「生産現場では、高温耐性品種を導入したり、遮光ネットを設置して温度を調節したりするなど、さまざまな手段を講じています。しかし、想定を上回る極端な天気が毎年のように襲うため、実際には対策が追いついているとは言い難い。今後は温暖化に対応するため、産地を移すという議論も進めなければならないと思います」(同前)

 もはや、異常気象による野菜高騰は恒常化しつつある。物価高で家計が苦しくなる中、更なる負担は避けられなさそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 徐々に店頭に並び始めた新米だが、コメ価格も変わらず高値のまま。流通現場にはそれぞれの思惑が……。●関連記事【もっと読む】『新米高騰4000円台後半がザラ…買い取り合戦過熱で入り乱れる思惑』で詳報している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  2. 2

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  3. 3

    スマホ注文の「モバイルオーダー」はなぜ普及しないのか…マックやスタバでレジに行列ができる理由

  4. 4

    日本の女性差別を国連も憂慮…高市首相は女性のはずなのに、なぜ女性・女系天皇に反対なのか

  5. 5

    意外と批判は少数?「めちゃウザい」「お前イエローや!」本田圭佑の“言いたい放題W杯解説”はなぜウケた?

  1. 6

    小室圭氏実家はポリスボックスで過去に物議…旧宮家の養子案「皇族になれる資格を持つ人間」が増えたら危惧されること

  2. 7

    なぜ女性天皇はダメなのか?旧宮家の養子案そのものが、女性・女系天皇を阻止するために生まれたものだ

  3. 8

    高市首相の“悲願”消費税減税「2年限定」の落とし穴 2029年は増税ショックと物価高のWパンチが庶民生活を襲う

  4. 9

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

  5. 10

    今や65歳以上の4人に1人が働く社会に…再雇用は当たり前、社員と同一労働、同一賃金への見直しも進む

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ