著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(24)給水器や自販機アプリでドリンク無料のハッピー!

公開日: 更新日:

 信じられません。10月から、なんと一部の自動販売機のペットボトル(500ミリリットル)が200円以上になります。

 そして私の思い出の自販機が減少しています。小学生の頃、自宅前に自販機を設置、オーナーとして、補充、現金回収をしていました。

 段ボールから缶コーヒーや甘ったるいピーチの缶ジュースなどを取り出して、投入口に入れると、その重さでガラガラと落下。なんとも缶の音が刺激的でした。

 1本100円の缶コーヒーが売れると、仕入れ、光熱費などを引いて、10円が利益でした。缶コーヒーがよく売れていたので、月に手取り数千円になってました。

 でも、今はコンビニのアイスコーヒーのほうがうまい。そのため缶コーヒーの売れ行きは10年で4割も減少しています。人手不足のドライバーは、1日で20台もの自販機の商品を補充するといいます。ガソリン代の高騰も足を引っ張っています。

 家計調査ではコーヒーやお茶などの嗜好品、飲料の支出も減少していて、月5400円あまりです。夏はビールが一番、ところが、暑すぎてビールも飲む気になりません。と思ったらやはり35度を境に急にビールの売れ行きは減少するのです。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束