著者のコラム一覧
大竹聡ライター

1963年、東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業後、出版社、広告代理店、編集プロダクションなどを経てフリーに。2002年には仲間と共にミニコミ誌「酒とつまみ」を創刊した。主な著書に「酒呑まれ」「ずぶ六の四季」「レモンサワー」「五〇年酒場へ行こう」「最高の日本酒」「多摩川飲み下り」「酒場とコロナ」など。酒、酒場にまつわるエッセイ、レポート、小説などを執筆。月刊誌「あまから手帖」にて関西のバーについてのエッセイ「クロージング・タイム」を、マネーポストWEBにて「大竹聡の昼酒御免!」を連載中。

(2)小倉の角打ちで飲む

公開日: 更新日:
酒には「一合」と「半合」の値段が(写真)大竹聡

 北九州は小倉へ行き、来年で創刊20年になるPR誌「雲のうえ」の関係者と酒を飲んできた。この小さな雑誌は、北九州市を隈なく取材し、市井の暮らしを活写してきた。それと同時に時には歴史を紐解いてみせるという洒脱な編集方針を貫いた。私にとって、とても好もしい雑誌である。

 幸運な… 

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