「花粉症ボトックス」って何だ? 眠気ナシ、痛みナシ…つらいシーズンの新定番になるか

公開日: 更新日:

メリットだらけのようだが、デメリットも

 だが実際にはボトックスを染み込ませた綿球を鼻に15分ほど詰めるだけで痛みは全くない。副作用もほぼなく、ダウンタイム(美容医療や外科手術の施術後、一時的に腫れや赤みなどの症状が出ること)もない。

 効果は施術から2〜3日後に出始め、1週間ほどで最大になる。メリットだらけのように感じる花粉症ボトックスだが、デメリットはあるのだろうか。

「持続期間には限りがあり、その効果は2〜4ヶ月。シーズン中に2~3回は程度通う必要が生じます。花粉が飛び始める前に1度施術を受け、効果が切れてきた頃にもう1度…というペースがお勧めです。

 また、保険適用外となるため他の治療法より料金がかかるという点もデメリットのひとつ。クリニックによって値段の幅は様々ですが、当院では1回4400円に設定しています」

 1シーズンに約1万円程度の出費を安いと取るか、高いと取るか。

  ◇  ◇  ◇

 現在、同院の花粉症ボトックス患者の約7割は女性だという。男性はボトックスというもの自体に馴染みがなく抵抗を感じる人も多いかもしれない。ちなみに、ボトックスは自然に排出される成分であり、本治療は注射ではなく点鼻という方法をとる。

 QOLを大きく下げる花粉症。ボトックスへの先入観はいったん脇に置いて、一度検討してみてほしい選択肢だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  2. 2

    天皇皇后が訪問したオランダ・ベルギーの次期王位は「女王」に…欧州では男系優位の「サリカ法典」は過去のもの

  3. 3

    生成AIに乗り遅れるな!「AIコミュニティー」に50万円を一括払いする太っ腹シニアの焦り

  4. 4

    男性シニアの再就職は元公務員でもこんなに難しい 中高年がハマりやすい「リスキリング」の落とし穴

  5. 5

    なぜ保護者たちは偏差値40台の中学でも受験させるのか…注目の3校「駒込」「女子美術大付属」「理数インター」

  1. 6

    能力アピールも資格取得もムダ! 元公務員でも難しい「男性シニアの再就職」を突破できるのは「謙虚な人」という“無慈悲な実情”

  2. 7

    「横濱スパヒルズ竜泉寺の湯」は高濃度炭酸泉はじめ、湯も充実のスーパー銭湯

  3. 8

    JR四国「四国まんなか千年ものがたり」(香川県多度津~徳島県大歩危)歴史ある隠れ里を走り抜けるおとなの遊山

  4. 9

    「年金1.9%増」に歓喜する中高年の理想と現実…手取りはわずか8割、老後2000万円では絶対に足りない

  5. 10

    旧統一教会への解散命令が持つ歴史的意味は、オウム真理教とは違う

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  2. 2

    森保Jの悲劇的敗戦を分析…本気のブラジルに「コマ不足」「勝てるチャンスなし」「延長なら複数失点」

  3. 3

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  4. 4

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  5. 5

    森保監督は“海外流出”、佐野海舟・鈴木彩艶・上田綺世はビッグクラブ移籍か…W杯32強敗退でもバラ色の人生が

  1. 6

    「テレ東音楽祭」で歌詞が飛んだ「TRF」YU-KIに視聴者ビックリ! SAMの助け舟で何とか“復旧”のヒヤリ

  2. 7

    高市首相「小渕優子の乱」に真っ青! インナー辞任で4月消費税減税に暗雲…安易な“争点潰し”の大きすぎる代償

  3. 8

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 9

    杉並区長選は初日から勝負あり! “モノトーン”毛嫌いされた自民陣営がリベラル現職にWスコア惨敗の哀れ

  5. 10

    阪神・高橋遥人79年ぶり10連勝も…完全試合右腕が提言「配球を捕手任せにするな」