天草市立中央図書館(熊本県)梁がうねるように反り返るダイナミックな天井
人それぞれに自分の居場所が見つかる
「館内のおすすめスポットを紹介するワークショップを天草島内の高校生と行った際には、約40カ所も挙がったんです。我々職員の間でもお気に入りはバラバラで、外の広場を望む席、足湯のようにくつろげるスペース、バルコニー席や外周のテラス……。人それぞれに自分の居場所が見つかるのも当館の魅力です」(吉田悦子さん)
蔵書数は約17万5000冊で、うち開架は約8万5000冊。郷土資料は約6300冊を所蔵する。「それら郷土資料のエッセンスを凝縮した一冊がある」と、吉田さんがこう続ける。
「天草市発行の『Feel good Amakusa』です。本書にはこの地にゆかりのある著名人33人がそれぞれの視点で天草をつづったエッセーを収録。作家の吉本ばななさん、くまモンの生みの親として知られる天草市出身の小山薫堂さんらにご寄稿いただきました。さらに、潜伏キリシタンの歴史や南蛮文化を解説する章、観光ガイド、窯元や文学、人物史までを網羅。天草について立体的に知ることができる構成です。観光などで来られた方には、ぜひ一度、手に取っていただきたいですね」
●住所 熊本県天草市浄南町4番15号 天草市複合施設ここらす内(℡0969-23-7001)
●開館時間 午前9時~午後7時、土日祝は午後5時まで(休館日は月曜=祝日の際は開館・翌平日、年末年始、蔵書点検期間)
●アクセス 市内循環バス「のってみゅうかー」のバス停「ここらす」で降りてすぐ


















