「クローズドクエスチョン」で確認すると「わかったつもり」で進んでしまうことが防げる
■考えを引き出す質問
もう一つが「オープンクエスチョン」。「どのようにお考えですか」「もう少し詳しく教えていただけますか」といった、自由に答えられる質問です。こちらは相手の意図や背景を引き出す働きがあります。「大変でしたか」と聞くよりも、「どのような点が大変でしたか」と尋ねることで、より具体的な内容が見えてきます。
■質問には力がある
質問はただ疑問を解消するためのものではありません。問いかけ方によって、相手の受け取り方やその後のやりとりは大きく変わります。スーパーや公園で、子どもが叱られている場面を見かけたことはないでしょうか。「何をしているの」「どうしてこんなことをしたの」。こうした言葉は質問の形をしていますが、言われた側には強く響き、責める言葉として伝わります。
仕事の場でも同じです。「まだできていないのですか」「なぜこの方法を選んだのですか」。確認のつもりでも、言い方によっては相手を追い詰めてしまうことがあります。
質問は、それだけ相手に影響を与える力を持っているのです。「何を聞くか」だけでなく「どう聞くか」。そこに配慮があるかどうかで、受け取られ方は大きく変わります。
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