中城村護佐丸歴史資料図書館(沖縄県中頭郡)語り継がれる伝承と忘れてはいけない沖縄戦の記憶
戦後復興に尽力した人々の資料も
戦後の引き揚げにも中城村は大きな役目を果たしている。
「およそ18万人もの人々が沖縄に引き揚げてきました。そのうちの10万人以上が、戦時中に米軍が中城につくった久場崎港という臨時港に上陸し、ここから戦後復興の第一歩を踏み出したのです。帰還者には、沖縄返還に尽力した衆議院議員の安里積千代、本土復帰後最初の知事となった屋良朝苗ら、後に活躍する人も多く、彼らに関する資料も収集しています。ただ、当時沖縄島の人口は約30万人。引き揚げ者が多かったことで、食料・住宅事情は混乱を極めたそうです」(濱口館長)
外観は城の石積みをイメージしており、館内の読書室からは緑の山々、ロビーからは雄大な海を望むことができる。開館は2016年5月30日。ゴー・サン・マルで護佐丸にかけている。
「車で10~15分ほどの場所に護佐丸が大改築を行った中城城があります。当館で予備知識を入れてから行かれるのも楽しいかもしれません」
とは濱口館長だ。
●住所 沖縄県中頭郡中城村字安里215番地(℡098-895-5302)
●開館時間 火曜日を除く午前時~午後7時(土日は午後5時まで)
●アクセス 東陽バス「当間」下車徒歩15分


















