医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔
妻は「海外駐在」に完全に浮かれていた
都内の有名大学の英米学科を卒業したBさんは、英語を生かした仕事がしたいと電子部品メーカーに就職、20〜30代は出張で国内外を飛び回る日々を送っていた。
時はバブルの末期、日本の工場が次々と海外に移転する中、Bさんが勤めていた会社は東南アジアに現地法人を立ち上げることになる。その社長として30代後半のBさんが指名されたのだ。
「いずれは海外で仕事をしたいと思っていたのですが、こんなに早くチャンスが巡ってくるとは思わなかった。自分の力を試すことに期待が膨らんでいました」
そして何より、海外赴任を喜んだのはBさんの妻である。
「海外赴任が決まった時はかなり浮かれて、渡航前に行く奥様向けの講習会みたいなのに喜んで出かけていました」
赴任先で多忙な日々を送るBさんをよそに、妻は駐在員妻の集うパーティやお茶会に参加して現地の生活を楽しんでいた。その一方で、妻は一人息子の教育にも力を入れていたという。
















