医学部に進学した息子のために老後破産したエリートサラリーマンの懺悔
息子にかかった教育費や治療費は1億円
出口が見えないままお金は減る一方。Bさんの当時の年収は1000万円くらいだったというが、海外赴任時代に蓄えた貯蓄や投資用の不動産も、学費や治療費に消えていった。
「家計は妻が管理していたので正確な額はわかりません。ただ妻によれば息子にかけた金は総額1億円はかかっていると」
私立大学の医学部の学費は、6年間で平均2000~4500万円と言われる。Bさんの息子の場合、休学中の学費、精神科の治療費まで含めると、それくらいに積み上がるのだろう。ちょっと信じられない額である。
取材をしていると、医学部に限らず子どもの教育費にお金を注ぎ、気が付くと老後資金まで溶かしているというケースはしばしば耳にする。
子どもへの投資は、ギャンブルよりも恐ろしい「課金ゲーム」になりうるのだ。
(※個人の特定を避けるために、一部内容を改変しています。後編につづく)
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シリーズでは、資格を取っても全然安泰ではなかった「士業億り人」Aさんについても伝えている。関連記事【年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩】「士業で独立」を夢見る中高年の理想と現実 60歳を過ぎても役に立つ資格とは…にて、その詳細が明らかに!

















