中高年「AIによる経済的強奪」に要注意 香港では企業マネー37億円が一瞬で消えた
数億円規模の監督年俸はもちろんのこと、生涯にわたり約束されていた解説者利権やCM・広告収入。追い打ちをかけるようにスポンサーへの違約金が発生。まさに冒頭の叫び通り「チャッピーに10億円を強奪された」に等しい。
もちろん身内への暴力は言語道断だ。ただ、恐ろしいのは「家庭内」という本来ならば“聖域”で起こった事件という点だ。
チャッピーは阿部氏の知名度や実績を一切恐れないし、そもそも感情なんてない。法とコンプライアンスに基づいた最適な手順を淡々とはじき出しただけである。
こうした「AIによる経済的強奪」は、すでに企業の管理職や資産を持つシニア層の身近で多発している。
香港では、AIで偽装された上司や同僚のビデオ映像に騙され、37億円の企業マネーが一瞬で闇に消えた。
国内でも、わずか3秒の生声からわが子の声を忠実に複製する「ボイスクローニング」による特殊詐欺が激増。シニアの老後資金を根こそぎ奪っている。お金を奪うのは、会社のライバルや放蕩息子でもない。“愛”のかけらもない“AI”なのである。
「たった一度の“ちゃぶ台返し”でこんなことに……」。まさに「覆水盆に返らず」だが、歪んだ愛によって“巨人の星”が一瞬にして燃え尽きてしまった。皆さんも「配球ミス」にはくれぐれもご注意いただきたい。


















