「派遣でコールセンター」とは正直に言えない…借金返済のため同業を掛け持ちするシニア男性の悲哀
50代で退職したのは、自分で会社を興すためだった
「コールセンター」という職場は、女性が多い印象がある。実際に国勢調査(令和2年)で「電話応接事務員(コールセンターオペレーター・テレフォンアポインター等)」の労働者数の男女比を見ると、45~59歳までの中年女性が同じ年代の男性に比べて、5~7倍多い。
しかし、60歳以上の「電話応接事務員」の男女比は差が縮まり、女性は男性の3倍程度になる。実際にシニアに取材していると、場所によっては中高年男性の割合が高いコールセンターもあるようだ。
Fさんが、コールセンターで働きはじめたのは2年ほど前のこと。もともとFさんは電子部品を作る大手メーカーで、営業企画に所属していた。その大手メーカーを50代で退職したのは、自分で会社を興すためだった。















