「ブルーカラー・ビリオネア」には到底なれない…60代の元ブルーカラーは今無職
ブルーな幕引きを迎えた、ブルーカラーの人生
「一体、どこが人手不足なんですかねー、全然採用されませんよ」
こうボヤくのは会社を退職して、現在無職のHさん(62)。色黒で、背が低く、ずんぐりとした、どこか憎めない「つぶらな瞳」のシニアである。
Hさんは1年半前までガス給湯器を販売する中小企業に勤めていた。そこで一般家庭に給湯器を取り付ける作業員として働いていたという。給湯器設置のための専門の国家資格も取得し、ブルーカラーとして経験を積んできた。
しかし、Hさんのブルーカラー人生は、ブルーな幕引きを迎える。
「作業のせいで手首は腱鞘炎になるし、設置する家は5軒に1件はゴミ屋敷だし、10歳以上も年下の上司はめちゃくちゃイヤな奴だし。そのうえ60歳過ぎると給料が半分になっちゃったんです。額面で月30万円もなかったのに、半分の14万円ですよ、仕事量は変わらないのに。やってられるか!って頭にきて辞めました。まだ住宅ローンも残っていたのに……」
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