葉たばこ生産地の現状と生産者のホンネ<上>

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 受動喫煙対策を強調した「たばこ規制強化」「増税」「喫煙者率低下」と葉たばこ業界を取り巻く環境は厳しさを増している。生産地の実情はどうなっているのか。葉たばこ耕作が盛んな九州の産地を訪ねた。

 全国の葉たばこ耕作面積は7662ヘクタール(2017年度)、農家数は5377戸(同)、生産額は393億円、1戸当たり665・5万円(2014年)となっている。耕作面積の全国1位は熊本県で1153ヘクタール。586戸の農家が耕作を行っている。生産額も約50億円(2016年)で全国一を誇る。その「葉たばこ王国」で祖父の代から3代にわたり耕作を続けている2人の青年に話を聞いた。20代から従事してきた村上健介さん(40)と野田優作さん(37)だ。

 まずは栽培の流れを紹介しよう。11月から12月に耕起・整地や堆肥散布など畑の準備を行い、1月に種まき。2月には親床から子床への植え替えを行い、3月にマルチで覆われた畑に移植する。4月に入ると心止め(摘心)、脇芽除去など畑の管理作業が続き、5月上旬から8月にかけ成熟の進んだ下位葉から順に収穫。収穫後は乾燥作業を行い、乾燥が終わると出荷となる。

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