性暴力被害を法廷で証言した2児の母を“移民局”が連行!米国で「非人道的」と非難の嵐

公開日: 更新日:

 現場にいた支援ボランティアの女性が裁判所内に戻って、ロビーにいた法執行官に助けを求めたが、「われわれは手出しできないんだ。あいつらはICEだよ」と突き放されたという。

 女性はその後、南ルイジアナICE処理センターに移送され、長期間拘留され、移民裁判官宛ての嘆願がすべて却下されたため、「自発的出国」を選択せざるを得なくなり、今年3月に母国に戻った。15歳の息子と10歳の娘はそれぞれの父親のもとに引き取られた。父親2人は元交際相手とは別人だ。

 性暴力被害者が出廷するタイミングを狙って身柄を拘束したICEのやり方もひどいものだが、そもそもなぜICEは女性が家庭裁判所に出廷する日時を把握し、身柄を拘束できたのか?

 このことに関してSNSなどを中心に「元交際相手がICEに情報を流したのではないか」との憶測が拡散し、「本当ならあまりに汚い」「ICEが性加害者の報復ツールとして使われている」などの怒りの声が噴出している。

 女性の弁護士もこの点を指摘したが、ICEの所轄である国土安全保障省(DHS)の報道官はこれを否定。「裁判所での逮捕は捜査官にとって安全で、貴重な法執行資源を節約できる常識的な措置」と主張し、女性を「犯罪を犯した不法移民」と決めつけた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  2. 2

    佐藤二朗の地上波ドラマはしばらく厳しいが…橋本愛の事態はもっと深刻

  3. 3

    福山雅治も結婚後は苦戦…亀梨和也も正念場を迎えている

  4. 4

    大谷翔平のホワイトハウス訪問に思わぬ落とし穴…トランプ大統領の「余計な援護射撃」に要注意

  5. 5

    48年ぶり映画出演の由美かおるさんが語る 人生が変わった瞬間「11PM」「水戸黄門」エピソード

  1. 6

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  2. 7

    佐藤二朗vs橋本愛ハラスメント騒動は「文春嫌い」「フジテレビ嫌い」「共産党嫌い」が絡み合うカオスに

  3. 8

    国会嫌い高市首相「2つの疑惑」からの逃げ切りも画策…逆ギレから3週間、「秘書陳述書」提出の動きなし

  4. 9

    要潤、玉山鉄二、速水もこみち…40代イケオジ俳優3人の「人生いろいろ」

  5. 10

    西武は渋谷店閉店、池袋本店はヨドバシカメラに…海外ブランドに振り回される国内百貨店の実態