著者のコラム一覧
藤井聡京都大学大学院工学部研究科教授

1968年、奈良県生まれ。。ニューディール政策等についての安倍晋三政権内閣官房参与に2012年着任、10%消費税増税の深刻な問題を指摘しつつ2018年12月28日に辞職。著書に『経済レジリエンス宣言』(編著・日本評論社)『国民所得を80万円増やす経済政策──アベノミクスに対する5つの提案 』『「10%消費税」が日本経済を破壊する──今こそ真の「税と社会保障の一体改革」を』(いずれも晶文社)など多数。

<12>MMT(現代貨幣理論)から見た「消費増税」凍結論

公開日: 更新日:
MMTの議論に火を付けたオカシオ=コルテス米下院議員(C)ロイター

 昨今話題のMMT(Modern Monetary Theory=現代貨幣理論)。日本国内で紹介され始めた当初、「財政赤字を無制限に許容するトンデモ理論」と揶揄されることが多かったが、筆者も含めた複数の論者がネット上で記事を配信し、国会でも西田昌司議員らが総理や財務大臣にMMTに… 

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【連載】藤井聡 消費税を凍結・減税すべし!

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