秋相場の主役は「英語」と「パソコン」 狙うは家電量販店
先週、平日の昼下がり、通信社の友人と東京・日本橋の大きなカフェに入った。ランチタイムは終わっているのに、ほぼ満席だった。驚いて友人に聞くと、「テレワーク(遠隔勤務)でしょう。みんなカフェで仕事ですよ」と。政府はテレワーク利用者を2017年の9%から、20年には15・4%に増やす計画である。カフェは、コーヒー一杯で長居されたのでは、座席回転率が落ちて、いずれ潰れるのではないかと思った。
しかし、これは都心の風景で、郊外のカフェには見られない。静かなオフィスより、雑音の絶えないカフェの硬い椅子の方が労働生産性が高いとは「昭和」の私には信じがたい。まあ、嫌な上司や同僚に気を使わなくて済むのは利点かも知れない。
「デジタルディバイド」と言われて久しいが、パソコンを使いこなせなければ効率よく仕事ができない「令和」である。20年度から小学5、6年生の英語は「外国語」の「教科」になり通知表に成績が記載される。