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村山治ジャーナリスト

1950年、徳島県生まれ。1973年に早稲田大学政治経済学部を卒業し毎日新聞社入社。1989年の新聞協会賞を受賞した連載企画「政治家とカネ」取材班。1991年に朝日新聞社入社。東京社会部記者として金丸事件、ゼネコン汚職事件、大蔵省接待汚職事件などの大型経済事件報道に携わる。2017年からフリー。著書に『特捜検察vs.金融権力』(朝日新聞社)、『検察 破綻した捜査モデル』(新潮新書)、『安倍・菅政権vs.検察庁 暗闘のクロニクル』(文藝春秋)『工藤會事件』(新潮社)など。最新刊は『自民党と裏金 捜査秘話』(日刊現代/講談社)

【東京佐川急便事件】異聞(163)生原秘書は金丸の上申書提出後に帰属を認める調書にサイン

公開日: 更新日:
迷走の始まりは8月27日の金丸信氏の会見か(C)日刊ゲンダイ

 金丸信の元秘書の生原正久は「親父(金丸)が罪を認める上申書提出(92年9月25日)まで、親父本人宛てであるという『帰属の認識』調書にはサインしなかった」と証言した。

 一方、最高検が特捜部の金丸立件方針を了承したのは、金丸が上申書を提出する1週間前の9月18日。当時、捜査… 

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