米エヌビディアが時価総額で世界2位へ 理論上の株価は1株0.98ドル→5万8032ドルの仰天
                        
 今月5日、エヌビディアの株式時価総額は3兆118億ドルと初めて3兆ドルを超えた。アップルの3兆34億ドルを抜き、マイクロソフト3兆1513億ドルに次ぐ世界2位となった。
 東証プライム市場(1646銘柄)の時価総額は約960兆円。エヌビディアとマイクロソフト2社で凌駕である。
 エヌビディアの99年株価(年終値)は1株0.98ドルだった。その後、何度も株式分割を実施し、株価も上昇。今月5日時点で株価は上場時から1255倍と驚異的だ。
 今年の6月7日には1:10に分割。00年6月の分割前の1株は480株になっている。
 株価と株数を考慮すると、理論上6月7日時点で、上場時の1株1ドルが5万8032ドル(24年6月の株式分割の権利落ち想定株価で試算)となったから、だれでも億万長者になれたのだ。
 4月に中国株投資のベテランと会食したが、香港民主化運動の後、全てを日本株に替え、そして2年前に日本株を全て売却し、米国株、それもエヌビディア1銘柄に投資対象を絞り、数千万円分購入したという。いまも保有し「君もエヌビディアを買った方がいいよ」と……。
 エヌビディアだけで、日本の「成長株」や、政府の「成長戦略」が色あせて見える。                    

 
                             
                                     
                                        



















 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
         
         
         
         
         
         
         
         
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                 
                                