柳井正ユニクロ会長兼社長「子どもに継がせない」発言が経済界に与えたインパクト

公開日: 更新日:

 よく知っているな。ただ、発言の内容は一貫しているが、なぜいま、それをまた持ち出したのか。14人いる上席執行役員たちを「社長候補」として、引き締めるためかな。

 私は、2世や3世に選挙区を継がせる政治家と同様に、創業家出身というだけで「オーナー顔」をして子どもに継がせようという経営者たちに「会社は公器。上場していればなおさらで、世襲などとんでもない」と警告を発したと受け止めたいね。

 経済界が受けた衝撃もそこだ。社名は言いにくいが、創業一族だといっても株式の一部しか持っていないのに、トップの威光で「世襲」を強行する例が後を絶たない。柳井氏が「世襲」を否定し切れば、強行しにくい空気が広がる。

 いいことだ。「いまや会社のガバナンス(経営統治)が大事な時代」などと言っておきながら、「世襲」はそれに反する場合が多い。

 永田町の政治家たちにも、柳井氏の発言を聞かせたいね。

構成=竜孝裕(ジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  2. 2

    戸田恵梨香「地獄に堕ちるわよ」のヒットで世界進出へ…クリント・イーストウッド目指し「生涯現役宣言」

  3. 3

    とうとう下落に転じた高市内閣支持率…若者と女性の支持が「急落」した裏側

  4. 4

    ドジャースに「サイン盗み疑惑」再燃! 大谷翔平がまたも報復死球のターゲットに

  5. 5

    巨人阿部監督逮捕・辞任で父親世代に衝撃…他人事ではないDV逮捕と、AIが“相談相手”で問われる父親の存在意義

  1. 6

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  2. 7

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 8

    巨人・阿部監督は解任不可避…長女への暴行で現行犯逮捕、“パワハラ気質”が最悪の形で露呈

  4. 9

    萩本欽一(13)母のおかずはみんなが残した魚の骨「真っ白になるまでしゃぶっていた」

  5. 10

    出口夏希の初醜聞にファン失望…“不祥事男”伊藤健太郎との「お泊り愛」報道で巨額違約金の可能性も