裏金自民「企業・団体献金の禁止」そっちのけで「個人献金の税制優遇」だあ?カネ集めのためなら“斬新策”次々

公開日: 更新日:

 ネット上でも、こんな投稿がみられる。

《順番が逆だろう。企業団体献金の禁止と政策活動費の廃止を決めた上で、次に個人献金はどうするのかではないか》

《個人献金の税制優遇を先行。企業団体献金の禁止は後回ししてウヤムヤにし、焼け太りを狙うつもり》

 消費税減税や選択的夫婦別姓制度の改正など、国民の要望が強い政策議論はちっとも進まないのに、自分たちのカネ集めの手段となると、あの手この手の“斬新なアイデア”を次々と捻り出す自民。悪知恵ばかり働く政党のようだ。

「裏ら裏ら裏裏で~裏ら裏ら裏裏よ~ 裏ら裏ら裏裏の~ この世は私のためにある」

 裏金事件を受け、SNS上では一時、1970年代に大ヒットした歌手・山本リンダ(73)の「狙いうち」の替え歌が拡散されていたが、どうやら自民はいまだに「この世は私のためにある」という独善的な体質が変わっていないらしい。

  ◇  ◇  ◇


 総選挙で惨敗した自民。臨時国会でも裏金問題は議論となりそうだ。関連記事【もっと読む】では《自民党は悪質な税金滞納者そのもの! 裏金→国庫返納&被災地寄付で「けじめ」だってよ》、【さらに読む】では《新・公明党が自民裏金議員に「けじめ」要求どの口が?衰退の一途でも「やってる感」全開の悪あがき》を取り上げている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった