オリックスが井上亮社長のトップ人事で「脱・宮内色」完成へ…シニアチェアマンの関与なし

公開日: 更新日:

 それは間違いない。積極的な事業投資で、この14年間に株式の時価総額を4.5倍にしたし、純利益も今期は10倍になる見込みだ。

 市場は、そういう実績を一番高く評価するからな。本人も記者会見で「社長の通信簿は業績と株価だ」と自信満々に言ったようだ。

 まだ宮内氏が会長にいたとき、井上氏は買収したゴルフ場や人気温泉地のホテルや旅館を宮内氏の反対を押し切って売却した。冷徹に売りどきを見極める事業家だ。

 それでCEOのまま実力会長として残るのか?

 いや、以前から親しい人に「早く辞めたい」と言っていたそうだ。CEOで残るのは、大阪市に建設するカジノなど統合型リゾート施設(IR)で、協力相手の米国企業とのパイプを持つのが井上氏しかいないからで、IRを軌道に乗せるまではトップにいようとの判断だろう。

 なるほど。でも、一つの世代交代が財界で進んだことは、間違いないな。

構成=竜孝裕(ジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    眞鍋かをり「愛子天皇待望論」は“陰謀論”発言が波紋…高学歴タレントコメンテーター生き残りの厳しい現状

  2. 2

    横綱大の里は“休場”に逃げられない? タイミングが悪すぎた土俵際の「大ジャンプ」

  3. 3

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  4. 4

    三山凌輝「裏切り愛」でも愛娘・趣里に離婚を勧められない水谷豊&伊藤蘭の悲痛

  5. 5

    今夏の専大松戸の継投策が「エース→2番手」ではなく「2番手→エース」の理由…いざ千葉県大会決勝へ

  1. 6

    趣里の好感度にもいよいよ影響が…パスタ店開業の三山凌輝は「物言えば唇寒し」の悪循環

  2. 7

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  3. 8

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン