auじぶん銀行 田中健二社長(1)氷河期にプロミスに入社 電話営業でも効率を考えた

公開日: 更新日:

 田中は電話を一つかけるにしても工夫を凝らしていた。

「周りは深く考えずに電話をかけていたようでした。でも、私は効率を考えた。電話営業をするときは、電話する前に相手のことを徹底的に調べ、相手がどのように判断するのか、自分なりにシミュレーションし、すこしでも成果を上げるように心がけていました」

 こうした努力が認められたのだろう。3年で本社勤務となった。担当したのは、社長直轄のプロジェクトだった。新規事業の検討を行っていた。

「毎週のように5人のコンサルタントが説明に来ていました。説明する姿に魅せられ、自分ももっと勉強しなければならないと、ビジネス書を読み漁りました。なかでも『The Goal(ザ・ゴール)』という本に感銘を受けました」

ザ・ゴール」は、何冊も続編が出されているベストセラーである。なかでも製造業の生産性向上を図る「制約条件の理論」は有名だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意