「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

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円安インバウンドの財布を緩める。高額な服や時計が彼らにとっては自国の1.5倍から2倍ほど安く見える」(同)

 新宿や難波など観光地近辺にあることも高島屋好調の一因だ。今年3月までの累計では、最速ペースでインバウンドが来日しており、追い風が吹く。26年2月期も総額営業収益1兆円台を見込む。衰退が著しい百貨店の回復は見えそうにもなく、高島屋の独り勝ちが続きそうだ。

(ライター・山口伸)

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