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小沢コージ自動車ジャーナリスト

雑誌、web、ラジオ、テレビなどで活躍中の自動車ジャーナリスト。『NAVI』編集部で鍛え、『SPA!』で育ち、現在『ベストカー』『webCG』『日経電子版』『週刊プレイボーイ』『CAR SENSOR EDGE』『MONOMAX』『carview』など連載多数。TBSラジオ『週刊自動車批評 小沢コージのカーグルメ』パーソナリティー。著書に『クルマ界のすごい12人』(新潮新書)、『車の運転が怖い人のためのドライブ上達読本』(宝島社)、『つながる心 ひとりじゃない、チームだから戦えた 27人のトビウオジャパン』(集英社)など。愛車はBMWミニとホンダN-BOXと、一時ロールスロイス。趣味はサッカーとスキーとテニス。横浜市出身。

本業絶不調でもEVレースは絶好調! なぜ日産はフォーミュラEで頑張り続けるのか?

公開日: 更新日:

フォーミュラEもマシンの速さや進化度で楽しめる段階に

 とはいえ、レースは大人しめの走行サウンド以外は結構面白い。出走チームは日本のニッサンを始め、ポルシェ、ジャガー、マセラティ、マクラーレンと世界の一流メーカーばかりだし、マシンはF1ほど速いとは言わないけれど、出力が350kW(約476ps)まで引き上げられた前後ツインモーターの電動専用1人乗りフォーミュラマシン。最高速はサーキットによっては時速320kmも超える。しかもかつてのようにバッテリー切れによるマシン交換もない。

 同時に年を追うごとにマシンの自由度は増し、ボディ骨格やモーターやタイヤは全チーム共通の規格モノだが、直近のGEN3EVO(ジェネレーション3エボリューション)マシンは減速にしか使えなかったフロントモーターを駆動にも使うことができ、同時にリア周りの設計自由度が非常に高い。

 今まで年間優勝のなかったニッサンフォーミュラEチームも、この『東京E-Prix』前はエースドライバーのオリバー・ローランドがドライバーポイント115で2位のポイント67にブッチギリの差を付けてトップ。それはドライバーの技量に加え、マシンのポンテンシャル差もあるらしく、ようやくフォーミュラEもマシンの速さや進化度で楽しめる段階に入ってきたようだ。

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