インターネット・アカデミー 西洸人社長(1)祖母が教えてくれた「自分のことより人を先に」が仕事の本質

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 悲しみは後からやってきた。夜になって叔母と2人で話しているとき、「こういうときは泣いていいんだよ」と言われて、初めて泣いた。

「それが僕の知る限り、悲しくて泣いた最後の日ですね。それからは泣いていません」

 祖母から受けた「自分をさておいて、他人のために」という教えは、現在の西の行動原理となっている。

「給料が上がって社員が喜んでいるとか、社内報に載った記事を社員の親御さんが喜んでくれたという話を聞くのが、何より楽しいんです」

 そうした精神を世間では利他的と言うが、西は「その逆で、僕はエゴイストです」と笑う。

「なぜなら、それは自分のためだから。自分がうれしさを感じるためにやっているだけ」

 祖母が教えてくれた相手を思いやる心。それが社員を前向きにさせていることを考えると、西の経営の信念である「明るく活気ある会社」の原点だとも言える。 (つづく)

(ライター・いからしひろし)

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