他社が苦しむ中、増収続くセリアに「100円均一」を守り抜く試練
100円ショップは海外工場での生産でコストを抑えているが、物価高によって各社は商品を値上げし、300円.500円以上の商品も販売するようになった。ダイソーは店内の一部を「THREEPPY」などの300円均一業態に改装し、客単価の増額を図っている。
しかし、セリアは「100円均一」を死守し、割安感で集客する構えだ。
価格を据え置いていたにもかかわらず、利益率は他社より高い。近年の営業利益率は7%前後で推移。高価格商品を扱うキャンドゥの24年度実績は1%であり、改善した今期も2%だ。22~24年度の3年間、最終益は赤字となった。ワッツも直近の2年間は2%で推移する。セリアはなぜ利益率が高いのか。
「他社は品ぞろえを重視するのに対し、セリアは100円で販売できなくなった商品の扱いはやめている。利益率の低い食品もほとんど扱わない。雑貨はついで買いの商品も多いので、品ぞろえは必ずしも重要ではない」(前出の関係者)
■価格維持のため商品の質を落とす


















