著者のコラム一覧
首藤由之年金・老後資金アドバイザー、特定社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー

1959年生まれ、慶応大学経済学部卒業後、朝日新聞社入社。「AERA」「週刊朝日」などで主に経済分野を取材執筆、朝日新書編集長、書籍編集部長などを歴任後、編集委員。現在は人生後半期のマネー関連の取材、記事執筆を行っている。著書に「これだけ差がつく! 老後のお金」(ディスカヴァー携書)、「『ねんきん定期便』活用法」(朝日新聞出版)、「『貯まる人』『殖える人』が当たり前のようにやっている16のマネー習慣」(CEメディアハウス)。

(1)一生かけて準備する時代に突入

公開日: 更新日:

 月20万円×12カ月×30年=7200万円

 で、これは準備する必要がない。そう、あっという間に、必要総額の7割近くが賄えてしまうことがわかる。

 残るは、1億800万-7200万円=3600万円。「1億円」よりはずいぶん少ない金額になっている。これなら、「考えてみようか」となるだろう。

 あとは具体策である。「収入」と「支出」に絞ると、お金を生み出す方法は限られる。

①働くなどして収入を増やす②節約で支出を減らす③今あるお金を運用する、つまりお金に働いてもらって増やす──この3つをそれぞれ単独で、あるいは複数を組み合わせることでしかお金は増えていかない。

 とすると、この中で自分でできることを考え出せれば「100年時代」を生き抜くマネー術が得られることになる。

 今後、さらに寿命が延びていく可能性を考えると、もはや現役時代だけで老後資金を準備できる時代は終わったとみるのが自然だろう。あらゆる手段を駆使して長い時間をかけてお金をつくり出していく──その意味で、私は老後マネーは「総力戦の時代」に入ったと説いている。老後資金は一生かかって準備する時代に突入したのだ。

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